《新聞の投稿に惹かれてリクエスト》
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2023/02/18/164328
寄贈依頼はその後どうなったか不明のまま
4月、それとは別に相互貸借で見ることができました。
小川正吾さんの言葉のとおり、ほんとうに美しい本でした。
藪俊彦さんの「能」への想いがひたひたと迫り、凝縮された人生に胸が熱くなりました。ちょうど5月の定例能があるのを知って、ネット予約して出かけたその日は雨風の強い寒々した日、久しぶりの能楽堂でした。
5月定例能 / 5月7日(日) 午後1時開演
能 「胡蝶」藪克徳
狂言「隠狸」炭光太郎
能 「藤戸」松田若子
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その感動がまだ覚めやらぬ5月の「古典をたのしむ」読書会に
偶然にも武田先生が持ってきてくださったのは、
2014年10月の中日新聞記事のコピーです。
☆金沢市の能楽教室「梅鴬会」(当時の会長は、読書会の仲間のY子さん)の生徒たちが、伝統芸能の魅力をぜひ多くの方に知ってもらいたいと11月の発表会に向けて稽古に励んでいます。「加賀宝生子ども塾」の修了生で構成、その当時は小学生から大学生まで14人が籍を置いています。県立能楽堂のひのき舞台の演目は『花月』、シテの少年を務める長女のMちゃん(津幡南中学校3年)が紋付き袴姿で、松田若子さんの指導を受けて…☆
11月15日の当日、まるで身内のようにドキドキして見守っていたこと、Mちゃんの可憐で堂々たる舞台に胸いっぱいになったこと、昨日のことのように思い出されます。東京の大学に進んでからも、帰郷した折には、お母さんと一緒に読書会に愛らしい顔を見せてくれます。
母と娘の羨ましいほどの素敵な関係は、傍から眺めているだけでも幸せです。
あれから9年…
来年、ふたりで『祇王』を舞われると聞いてびっくりしました。
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『祇王』は『平家物語』に題材をとった演目です。平清盛が祇王を寵愛していたところへ、加賀の国から仏御前という白拍子が対面を願い出るのですが、清盛は取り合わない。祇王のとりなしで許されて、祇王と仏御前二人で相舞をします。
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シテの仏御前は、Mちゃん。
祇王と仏、母と娘が並ぶ華やかなひのき舞台が目に浮かびます。
さて、そのY子さんからぜひご覧くださいとのお知らせです。
☆☆☆ 6月1日(木)「徹子の部屋」☆☆☆