小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

折り紙の一日&かつおきんやさんの「子どもと読書~わたしの体験から」

4/23(火)初めての「子ども読書の日」・・・県立図書館では夜7時から、児童文学者のかつおきんやさんを講師に記念講演会「子どもと読書~わたしの体験から」が開催されました。(30分近く遅れて着いたので初めの部分は?)
涙なしでは読めない感動的な児童書として『ダンとアン』の紹介。そして、ご自分の読書の体験として、

①場所(現地)を大事にしようという思いの原点②読んでもらう楽しさ③我が子に対して読む④一冊読み終える満足感は大きい・・・と、児童書や絵本を紹介しながら語られました。読書はあくまで個人的な営み!無理に読ませようとしてもその気にさせることはできない。(法律は勿論!)親や教師や・・・子どもと接するいろんな立場の人たちが、共に育てようとすることが原点なのだ。そして、人の声、響きは、単なる記憶としてではなく、読んでもらったことの快さとして残る。・・・74歳のかつお先生は奥さまと共に「金沢子どもの本研究会」(野間成之会長)を育てて30年、この夏七夕の日に、"ぐりとぐら”の中川梨枝子さんを招いての記念講演会も企画。

☆さて、当館での「子ども読書の日」は!みんなのへやで「一日折り紙」でした。
午前中は、声を掛け合い、誘い合った仲良し仲間や、折り紙大好きな方たちが出会い、椿や変わり鶴に1時頃までチャレンジ。2時頃からは、また、新たな参加者。母子連れ、学校帰りの子どもたち、おばあちゃん等など、世代を超えて、教えあい、習いあっていました。1日で22名(子どもは7名)、図書館が初めての方たちもいて、この機会に図書館カードも作りました。
・・・いつでも だれでも なんでも 創ろう・・・のオープンルームは居心地がとっても良かったと大好評でした!

☆「図書館だより春号」がようやく夕方、完成!!毎年、春号だけは印刷してもらって、全家庭に配布しています。5月号の公民館報と一緒に届きます。(予算のこともあって、夏・秋・冬号は図書館員が印刷して希望者に配布しています。)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。