小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

歴博招待券プレゼント&『いのちのメッセージ』&夜間中学

7/19(金)明日からの県歴史博物館「景勝をめぐる」招待券は西井さんに!
(図書館に届いた招待券etc.抽選で希望者にプレゼントしています。これまでに何人もの方が利用しています。「分かちあい」は楽しい!気持ちがいい!!みんなの図書館!!!)
設計事務所の松尾信一郎さん(金沢)が従兄弟?が書いた絵本『いのちのメッセージ』(文・Papaya 絵・もとや真生)を届けてくださった。捨てられた一匹の子犬を通して、「命」について考えていく少女メグ…本当にあったお話が一冊の本になったんだとか。英語版『Message』もいただきました。

☆芦屋市にお住まいの谷村松代さんから「…老体にムチ打って暮らして…」と暑中見舞いのお手紙。読書会「人生“本”談」のメンバーだった谷村さんは、3年前、娘さんの住む芦屋へ引っ越されてからも、セカンドカレッジの講義内容や近況、芦屋の図書館情報(素敵な図書館らしい!)などを、折に触れお知らせくださいます。
この度は、安永稔和先生の講座で出合ったという杉山平一の名詩『夜学生』(昭和18年、29歳時の作)を紹介してくださった。

偶然、ちょうど手にした新刊『夜間中学校の青春』(文・見城慶和/大月書店)は小林チヒロという一人のすばらしいアマチュア写真家によって生み出された感動の記録。16年にわたって温かく向き合った「夜間中学校」の日々…

その本の冒頭には生徒が書いた一編の詩、
「夜間中学はなんであるのか どうやってつくったのか げんいんは だれがつくったのか ぼくはしりたい」

年齢、国籍、さまざまな人たちの「学ぶ」姿に心打たれます。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。