小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「詩をたのしむ」じかん&『ゾウの算数』

8/8(木)1時半からの読書会「詩をたのしむ」は水野スウさん紹介の『変わりゆく世界』(太田朋/青心社)・・・シンプルな絵とことばが響きあい、優しく深く心に沁みこみます。「世界が息づいている」こと、こんなにもそっと語りかけてくれる一冊。
金沢にも住んでいらっしゃったさかもととしこさんの『あの日 見たこと』・・・戦時中、小学生のときの心に焼きついて離れない体験、「モモコ」という名のブタ・・・「命」「生きること」について考えあいました。

☆こわい話について話題になって、職員が「怖かった~」と持ってきたのは、2年前に出版された無彩色の絵本『ぞうの算数』(ヘルメ・ハイネ作/あすなろ書房)・・・ソウ!!真実というものは怖いものかもしれません。でも、100年生きてみて、やっとゼロというものが分かったぞう!!命の算数のナゾを解いて、最後に遠くへ消え去っていくぞうは・・・・・・「しあわせ」でした。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。