いつものように、こじんまりした《詩をたのしむ》
いつものように、すてきな詩に出逢えた二日前の読書会。
きりりんさんが紹介してくださったのは
『せんはうたう』(詩・谷川俊太郎/絵・望月通陽/2013)
谷川恵さんがひとりで始められたという「ゆめある舎」
小さな出版社の最初の記念すべき1冊だそうです。
各ページが二つ折り、その内側一面がブルーです。
美篶堂さんによる手製本は、宝物のよう、
瀟洒なケースまでついて、
谷川賢作さんの曲の譜面が印刷された
優しい手触りの青いカバーを纏っているのです。
25枚の線画のイラストに谷川さんの短い詩。
濃いブルーの絵と詩がよりそい、響き合いながら
美しいメロディーを奏でます。
「せんはとぎれない
せかいがとぎれないから
せんはどこへでもいける
じぶんがみちだから
せんはじゆう
せんはなににでもなれる」
電子図書では決して味わえない「紙」の本。
こんな素敵な本、図書館にあるのかな?
北陸三県にはなかったけれど
長野やら静岡やら…全国のいくつかの館にありました。
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心地よい本に出逢って
「風に吹かれて」のこと
ゴスペラーズのこと
みんなに話したくなりました。
すると、、、驚いたことに、
スウさんはメンバーの酒井さんの
お兄さんを知っているというのです。
スウさん宅によくいらしていて、
上げ下げ自在の吊り電灯を設計したり、
いろいろ働いてくれたという「酒井くん」
あ~、あの椿油を工夫して苦労してしぼった「酒井くん」
(小さなひと瓶、我が家に健在なのです)
ゴスペラーズがより近くなりました。
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スウさんからの「酒井くん」情報によると
《日本エコー遺産紀行~ゴスペラーズの響歌》は
3月20日にこの広島編が(広島だけで)地上波放送され
放送後1週間NHKプラスで見られるようになるそうです。
本通商店街のアーケードで響いた
「Street Comer Symphony」
「銀河鉄道999」も心に沁みました。