小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

記念日に「ハープ入門♪本に囲まれminiコンサート♪」

8/18(日)「センス・オブ・ワンダー」記念日の8月18日、7時半からので・あ・い講座「ハープ入門♪本に囲まれminiコンサート♪」は、ハープ奏者の吉村智子さんが講師となって、すてきなすてきな1時間。

約30人の参加者に囲まれ、ハープの弦は47本(赤穂浪士都道府県の数)、弦や木の材質、ペダルがあるので88の音が出せることなど楽器の説明から始まって、ピアノ教師だったお母さんのこと、他の愉しみを忘れひたすら練習に励んだ小・中学生の頃の思い出、厳しい練習の日々、差別やいじめの連続だったフランス留学・・・さまざまなハードルをみごとに乗り越え、成長し、強くなっていった吉村さんを知りました。

そして、吉村さんを支えている優しいご主人との幸せな出会い、津幡町に住むことになったいきさつも!小さい時から一つのことを追い求め、練習を続けてきた吉村さんの深い言葉に感動!!お話の途中で「千と千尋」の「いつも何度でも」、ハープの名曲「引き潮」の美しい演奏、最後に今は亡きお母さんが好きだったという「ふるさと」。

こんなに近くで、ハープを見るのも聴くのも初めて、勿論触れるのも。順番に並んで「グリッサンド」奏法も体験、ハープという楽器の魅力に出会いました。素敵なアーティスト・吉村智子さんのこれからのますますのご活躍を、心から願わずにはおれません。

8月25日には森林公園で、11月11日には県立音楽堂でベルリンフィルの「最高の4人組!」と共演されます。パンフ、チケットも図書館に。

(ハープは180cm、40kg!!・・・運搬は、生涯学習課の力持ち!男性3人がかりだったのです)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。