小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

空飛ぶ紙ひこうき&はじめまして~藤平朝雄さん

11/24(日)第4日曜休館
☆午前中は「わくわく森林ハウス」へ。お天気も良かったし、お話しボランティアさんたちの≪は・な・し≫に聞き惚れ、見惚れて・・・それから、"みんなで見て、聞いて、作って遊ぼう!"のキャッチフレーズ通りに高松町の東善作研究会の皆さんの指導で「紙ひこうき」も作ったんですよ。「わぁっ!スゴイ、スゴイ、私のひこうき!」・・・みごと!悠々と滑空する(ように調整してもらった!)ひこうきに歓声を上げながら、誰も彼もが走り回りました。

私は空を飛べないけれど、私の作った紙ひこうきが空を飛ぶ・・・風をとらえ、風に乗って。風を感じることの喜びは、まさしくセンス・オブ・ワンダーの世界。研究会の方の中に、見覚えのある方が???一昨年の『いしかわ人は自然人』企画の「きのこ探検隊」!!!でした。思いがけない出会い直し。

☆午後、「加越能さすらい人」(北國新聞)「読むミルク」(読売新聞)や「能登燦々」(北陸中日新聞)、『能登キリコ祭り』『奥能登万華鏡』の著者・藤平朝雄さん(キリコ会館館長)に初めてお目にかかりました。小さな図書館はすぐには見つけにくかったようです。今日は3時半からサンライフ津幡で講演なさるとかで、それまでの2時間近く、お仕事のお話をうかがったり、移り住んで33年になるという第2のふるさと町野への感謝を込めた『町野今昔物語~あえの郷へのメッセージ~』一冊もご紹介いただいたり。

「あけぼのの中にて桜貝拾う能登の海鳴りひとりじめして」「山の木は村の語り部涼とればむかしむかしをはなしかけくる」・・・届けてくださった『山下すて短歌抄』より。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。