小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ふ・れ・あ・い・て・ん・じ&『ひなぎく』

12/3(火)北陵高校3年生25人が、福祉援助技術の授業でこつこつと取り組んだ「点訳絵本」がようやく完成、講師の中谷ふさのさんと一緒に、中川、新田、北川、中嶋、奥村さんら代表の5人が届けに来てくれました。

高畠純さんの『だじゃれどうぶつえん』や『よこむいてにこっ』、『ちいさいおうち』や『コブタの気持ちもわかってよ』などの人気絵本をもとにして、絵と文を書き写して点訳。「たくさんの人に見てもらえたら嬉しい」「とてもいい経験になった」など、生徒たちの思いも寄せられています。「今までとは違った視点で、世の中を見つめてくれる」と信じている中谷先生、そして屈託なくて、明るい生徒たち。手づくり絵本「ふ・れ・あ・い・て・ん・じ」は、12月10日まで。

高槻市の「今村学園高槻幼稚園」より『創立70周年記念ただひたすらに山下多香子園長35年の足跡』が送られてきました。不思議なご縁で送られてくることになった機関誌『ひなぎく』は、高い理念を持ち続けている園の存在を伝え、大切なメッセージを常に投げかけてくれています。平和のこと、自然とのこと、環境問題、地球のこと、大人も子どもも共に学び合っている・・・その園の歴史の半分を担い、幼児教育ひとすじに情熱をもって邁進された山下先生の歩みです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。