小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

新年度の初日はいろいろ

4/1(火)☆14日(日)まで、相沢まり子さんの水彩画作品「祐閑寺名月椿」の展示を始めました。絵本『はなせのけんちゃん』(文・いいだよしこ/絵・相沢まりこ)も一緒です。

☆祖濱賢太郎さんから『宇郎居抄』第22号が届きました。詩人・生田春月、島根県浜田市の「世界こども美術館」、彫刻家・船越保武さんのこと…祖浜さんのそぞろ歩き愉しみの分かちあい。

☆北陸婦人問題研究所より『かいほう』第64号。梶井幸代所長さんの巻頭言「ふきのとう」には、頂きものの早春の蕗の薹を眺めながら、紛争の地でなす術もない女達、子どもたちに寄せられる思い。冬期公開セミナーでの勝尾外美子さんの講演「子ども・本・おとな」も興味深く読ませていただきました。運営委員会からのお知らせとして、9月に新潟県で開かれる「全国女性史研究交流の集い」で、「米山久・駒井志づ子」の生き方等について発表するため、お二人に関わる情報、資料を探しているとのことです。

☆ぜひ図書館にと、持ってこられた『おはなし ゆたんぽ』。図書館利用者の明正さんが、おもちゃコンサルタントの研究会で出会った茜山時雨さんの作。「長年、航空エンジニアとして働いてきた方で自分でも理系なのに…と言っていますが、とってもかわいく、ゆたんぽみたいにあったかいお話ばかりです」とお薦めの一言。金沢の乳児院にお勤めの明正さんから、お仕事の話もうかがいました。

☆『図書館だより冬号』での予告のとおり!とっておきの【ふわふわケーキ】が今日からカウンターに登場です。誕生日の方にもれなく、何か…い・い・こ・と…!?!

☆30日(日)早朝の「サマータイム移行」や州公園内のアザレ館にある「ジャポニカ」名の椿のこと等、ブレーメン大学で学ぶ横井さんからドイツだよりも。(日本との時差は7時間)

☆そうそう、利用者の方が届けてくださったのは、秋浜の海岸で見つけたばかりの不思議なもの。白くて、花びらみたいな 模様の殻、長さ約5cm。これは何だ?

新年度、いろいろあった一日です。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。