小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

読書会「古典をたのしむ」スタート&詩と川柳の『幸せのレール』

4/17(木)☆「古典をたのしむ」は、実は5年前に武田裕一さんからいただいた提案(平成10年6月号館報「図書館と私」)、二年前の刈安小での読書会への参加、当時教職にいらっしゃった武田さんが昨年辞職され、自由な時間が確保できるようになったことなど、時機が熟して、ようやく実現した読書会です。

初めての今日は『今昔物語』、武田さんを囲んで4人の読書会でしたが、時代の流れと作品の関係を非常に分かりやすく説明、『今昔物語』の構成、魅力を、起承転結の展開の中で解き明かしてくださった。「てっきり高齢の方だと思った」「古典文学は初めてで迷ったけれど来てよかった」と率直な雑談タイムもあり、楽しみなスタートとなりました。(5月は武田さんの都合でおやすみです。次回は6月第3木曜日)

☆長野県の風香(ふうか)さんから寄贈の『幸せのレール』はタイトルそのままに、家族の幸せ情景が詩と川柳で描かれている。心に留まった詩…川柳…いっぱい付箋がついてしまいました。

☆明日夜は「ステージ アウラがやってくる!!」、パネルシアターや手影絵など図書館で初めての公演です。(図書館利用者が実は、メンバーさんだった!ことから、実現しました)小さな小さな図書館の春の夜のお楽しみ、親子でどうぞ。

☆館報の職員異動のお知らせに名前が無かったと気にかけて、わざわざお電話くださったみなさま、ありがとうございます。(今年もどうぞよろしくお願いします)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。