小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

~古典をたのしむ~「3分de名著」!!

今日は久しぶりの晴れ!久しぶりの「古典をたのしむ」読書会。
金沢からKさんも参加して、広すぎるくらい広いへやにマスクして離ればなれで5人。それでも、ニコニコの読書会です。

2003年にスタート、《古典とは古くて新しいもの。学校の古典の授業とは全く視点が違います。予習復習不用、脱線の連続、興味のある方はどなたでも!》の言葉通りに自由参加の読書会。小学校の先生を退職された、当時40歳代の武田裕一さん(徳願寺御住職)が案内人を引き受けてくださって、17年続いています。

これまでに、『今昔物語』『平家物語』や『義経記』と続きましたが、地理、歴史、宗教の豊富な知識を駆使して縦横無尽、日本のみならず、世界の古典文学にまで広げ、人権、平和、憲法についても共に考える有意義な時間です。
一方で、山が大好き!の武田さんの引率、案内で、ハイキングや山歩きの歓びまで体験させてもらっている私たちです。

昨年、「100分deで名著」ならぬ「3分de名著 私の100冊」を企画され、これまでにYouTubeで紹介した本は40冊。
最近では、『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』(戸部良一)、『日本軍兵士―アジア・太平洋戦争の現実』(吉田裕)、『飢死した英霊たち』(藤原彰)、『時間』(堀田善衛)、『ペスト』(カミュ)、『動物農場』(ジョージ・オーウェル)、『民衆の敵』(イプセン)・・など、戦争やコロナ関連の本が選ばれています。これまでの視聴ランキング上位は『とりかえばや物語』(田辺聖子)、『愛するということ』(エーリッヒ・フロム)とか。。。3分という設定が魅力的!!です。

今日は、こんな本の話やら、テレビの話やら、大いに脱線して時間になりました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。