小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

大人気の「水カンリンバ」&協力車で県図書館長さん&車いすでようこそ&図書館で国際交流

8/20(水)☆昨年も好評だった夏休み特別企画「工作入門」。小さな「みんなのへや」での「水カンリンバ作り」だったので図書館内だけでの募集でしたが、午前、午後の2回で30名近い人たちが参加しました。

もともとは音楽家の丸山祐一郎さん考案の「水カンリンバ」、第20回「出会いの夕べ」でゲストの水野スウさんがその不思議な楽器を紹介してくださったのがそもそもの始まりでした。2年前の開館5周年記念「センス・オブ・ワンダー」上映会で出会った方が図書館にと水カンリンバをプレゼントしてくださいました。耳を澄ますと…水のせせらぎが聞こえて、大人にも子どもたちにも自然を感じさせてくれる空き缶利用のリサイクル楽器は大人気!!

みんなで作ってみよう!ということになって、今年も押切存さんの指導です。「押切流にこにこ工作教室」は型にはまらず自然体、工夫することの楽しさを伝えます。缶切りや金切り鋏を駆使してできあがった作品たち、素敵な音を奏でました。ポトン、ポトン・・・押切さん考案の雫の水カンリンバも好評でした。(手伝いに駆けつけてくださった水野スウさん、缶切りの協力をしてくださった白山工業の山名知純社長さん、ありがとうございます)

☆県立図書館の協力車の日、今日は丸田恒彦館長さんもご一緒でした。ちょうど、県立図書館から借り受けた「初めて出あう赤ちゃん絵本」の展示中。工作入門の様子なども紹介できました。

☆嬉しかったできごと!車いす利用の林さんが来館されたこと。入口の階段、館内も狭い、トイレも使えない・・・バリアばかりの図書館・・・だけど、思い切って、踏み出して、カードも作成。訪問看護の所長だった浅見さんが共通の知り合いだと分かってまた一歩、歩みよりました。

☆水曜日は町国際交流員のレイチェルさんが図書館で交流する日。川柳の前田義風さんも出会って早速一句~~「笑い顔に国境はなし 目と目と目」

☆今夜は町福祉センターで、県体の祝勝会(男子優勝、女子準優勝)が開催され、テニスの仲間たちと出席。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。