小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ジャパンテントの留学生たち&紙芝居入門とMRO番組

8/8(金)☆朝一番、ようこそ「センス・オブ・ワンダー」の図書館へ!!ジャパンテントの留学生とホームスティのお母さんたち。出見世さんは、呉茂松さん(慶応/中国)とANTONIUS.R.PUJOPさん(岩手/インドネシア)、西川さんが曹敏さん(早稲田/中国)を案内して図書館に。もう出発という僅かな時間を利用して、泥だんごや紙芝居にも出会った3人です。束の間の出会いでしたが、優しく、聡明な方たちだと感じました。

☆12人が集まった今夜の紙芝居入門「のまひょうしぎin津幡」。われらが野間センセイは疲れも見せず、ネコの表情がなんとも可愛い「ニャーオンのおるすばん」、迫力満点の不思議な話「花ぬのむすめ」を紹介。チャレンジャーの北川さん「はずかしがりやのかんたくん」、北本さん「おばけやしき」、大石さんは「たいへんなわすれもの」でした。4歳、5歳の小さな見学者二人も最後まで楽しんだようでした。

「子そだてゆうれい」の紙芝居と共に紹介されたのは、先月の〈のまりんの紙芝居special〉でも触れられた『百万石ふしぎ話』(作/かつおきんや)の中の「お礼」という話。今から13年前、〈墓の中に出生の男子〉という見出しの13行の記事を目にした勝尾金弥先生が、野田寺町の立像寺(りゅうぞうじ)に伝わる実話をもとに書いた話…200年、300年も前のできごとが生き生きと蘇る。

ちょっと時間があって、7月20日MROで放映された野間さんご夫妻の感動的な男女共同参画!!の話題も盛り上がりました。一方、ご主人へ並々ならぬ気配りをして、なんとか図書館に出てきているとの参加者の声…も。(見逃した方のためにビデオあります。ぜひご夫婦でどうぞ)

☆夏休みの特別企画は昨年に引き続き「工作入門」です。リクエストの多い「水カンリンバ」を作ります。8月20日(水)10:30~、1:30~の2回、今年も押切先生と一緒に!

☆明日は、朝11:00~「つばた昔むかし」、夜は7:30~「歌とお話の夕べ~たかはしべんさんを囲んで~」を開催します。台風がやってくるとの情報、気がかりです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。