夕方、裏庭でエノコログサを見つけました。
一本、二本、、、あれれ、
気づかないうちに、あっちこっちに!
立派なのやら、中くらいの、小ぶりなの、
20本ばかり選んで、細長いガラス瓶に入れて
玄関の棚にかざってみたら、なかなかの趣です。
***
夕食の準備を終えて、また眺めたくなって見に行くと、
微かに何かが揺れ動いた気配??
薄暗い中で目を凝らすと、なんということでしょう。
小指よりももっと小さな生きものが、
エノコログサの穂の付け根に澄ましているではありませんか。
たぶん生まれて間もない…カナヘビの赤ちゃんです。
***
せっかくだからこのままにしておきましょうか。
いやいや、そろそろ夫が帰ってくる時刻です。
カナヘビは名前はヘビですが、トカゲの一種。
ヘビが大の苦手の夫は、トカゲ類も苦手、
こんなにかわいい赤ちゃんカナヘビでも
飛びあがるほどびっくりするのはまちがいありません。
(少々驚かせたい気もしたのですが、、、)
しがみついたままの一本を庭に戻すことにしました。
***
三日前のできごとです。
夫の知らない話です。