小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

〈出会いの夕べ~『花菜畑』〉

4/27(土)年度初めの「出会いの夕べ」はレディファースト!

というわけで、第28回の今日のゲストは細川律子さん。高松町ではまなす文庫を開き、子どもたちに絵本やお話を届けていらっしゃる。

実は既に第5回のゲストとして「宮沢賢治の国から」のテーマでお話いただいたのですが、昨年『花菜畑(はなばたけ)』を出版。その紹介とお祝いの気持ちを兼ねての「出会いの夕べ」でした。連休を前にして約30名の方が(町外の行政の方たちも!)参加、『花菜畑』に辿りつくまでの本や人との出会い、ロウソクの灯火を囲炉裏に見立てての昔話、そして『花菜畑』に登場する人たち・・・1時間半が短く感じられる程、心地よく、密度の濃い、細川ワールドでした。そして、この一冊が生まれるべくして生まれたことに感動すると共に、細川さんの作品の魅力の原点に触れることができました。新しい出会いの場ともなりました。今日の記念に!と用意してくださった絣のしおり。少しだけ余分がありますよ。

☆今日の貸出し181人、786冊。明日~30日は定休です。(30日は内部作業をしています)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。