小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

松任へ菊花見学会&友だち100人できるかな

11/3(日)昨年は富山県福野町、今年は松任市での県菊花展見学の「菊の花の会」。あいにくの雨模様で松任市総合体育館内は冷え込んでいましたが、参加した15人、橋本さんの説明を受けながら、熱心に丁寧に見て回りました。この機会にと、先月オープンしたばかりの松任市の立派な図書館も見学しました。最後にサンライフ津幡に寄って、これまでいとおしみ育ててきた自作品の前で記念撮影をして図書館へ。半日コースの和やかな研修会でした。

☆深夜、NHKTV「アーカイブス特集」で出逢った『友だち100人できるかな』(1975年)。1000グラムの未熟児として生まれた全盲の少女の普通学級入学問題をテーマにしたドキュメンタリーでした。27年も前に人権の根源に迫る番組が作られていたこと、深い愛情に基づいた母親のゆるぎない芯の強さ、教師の誠実さ、信念・・・なにより、少女のひたむきさ、明るさに心打たれずにはいられない。

あれから、時を経て・・・社会のしくみは果たしてどれほど進歩しただろうか。学校の状況はどうなっているだろうか。当時、子育て真っ最中、社会問題に目を向ける余裕がなかった自分を省みながら。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。