小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

戦争に反対&芦屋市の方から&新刊より&たのしい図書館

3/19(水)☆現在、図書館で購入している新聞は5紙。今日はどのコラムもイラクへの最後の通告に関してのものです。新聞社によって全く異なる立場をとっているのは当然なのかもしれませんが、各家庭で契約している新聞やテレビなど、マスコミの影響力は計りしれない・・・明白なことは、戦争によって失われるのは人の命だけではないこと。人間とは無関係のさまざまな生命まで失われることになるのです。命を奪う権利は誰にもないはずなのに。

☆数年前に芦屋市に引っ越された方から「図書館の隅に置いてくださいませ」と、「ドストエフスキーから落語まで読む友人からいただいた」という本と共に、東北の二人の詩人・賢治と啄木の勉強会の資料コピーが送られてきました。折にふれ、遠くから小さな図書館を励ましてくださっているTさん、読書会「人生“本”談」のメンバーでした。

☆『神谷美恵子 若きこころの旅』(太田愛人河出書房新社)は青春時代の神谷美恵子に影響を及ぼした人たち~新渡戸稲造野村胡堂、そして宮澤賢治・・・14人との心の交流が紹介されている。能登総持寺を舞台に『ほっとする禅語70』<監修・渡會生純(わたらい・しょうじゅん)/書・石飛博光(いしとび・はっこう)>は「我逢人(がほうじん)」「放下着(ほうげじゃく)」「無功徳(むくどく)」…《優しく、深く、面白く》禅語に出会えます。

☆午前中、絵本クラブのみなさんによる「絵本のじかん」には11人の小さな子どもたちとお母さん。図書館デビューした子もいましたよ。午後の「アンドリューさんと話そう」には母子や小学生10人~絵本や歌~とっても楽しそうでした。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。