小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

不明本がどっさり返却&人気上昇中の趣味は&センス・オブ・ワンダーの幼稚園より

4/5(土)☆2月の蔵書点検で不明だった28冊、ほぼ1ヶ月間紛失していた27冊の計55冊の文庫本が、朝、どっさりブックポストに返却されていました。とにかくよかった~。気分一新して爽やかな春のスタートを。

☆『覚えて楽しい!似顔絵教室』(NHK趣味悠々)が密かな人気。一つひとつ丁寧に、楽しそうに書き写してある(70歳近い方の)画集を覗かせてもらいました。

☆今村学園高槻幼稚園の山下多香子園長さんが、一昨日、禅定さんのことで電話した折にお願いした冊子『ひなぎく』を追加して送ってくださいました。阿波根昌鴻(あはごんしょうこう)さんの平和へのメッセージを伝える「命こそ宝」のカレンダー、福音館のこどものとも『ちいさなあおいさかな』(文・松居スーザン/絵・原田ミナミ)の絵本とともに、卒園の子どもたちへのクリスマスプレゼントにしたという「園庭での羽化」を記録した手づくり写真絵本『クマゼミはどのように羽化するか?』(撮影・制作/松井雅男さん)等もいただきました。

美しく、健気な命のいとなみ…3年前の夏の早朝、図書館に集まった人たちと「オオゴマダラ」蝶の羽化を見守った感動が昨日のように思い出されます。「センス・オブ・ワンダーの図書館」でありたいと願う小さな図書館ですが、高槻幼稚園はまさに「センス・オブ・ワンダーの幼稚園」です。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。