小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

レファレンスの忙しい一日&中井貴恵、蓮池透さんの新刊&ふれあいライブの紹介

5/16(金)☆貸出しは95人、それほど多くはなかったのですが、朝からレファレンスやさまざまな問合せが多く、忙しい一日でした。そんな中、Mさんが大聖寺で手に入れたという「竹割り」の竹を削って、ひも付き菜箸にして、図書館員にと届けてくださいました。無病息災の菜箸とか。6人分!ちゃんと、アンドリューさんの分も入っていました。

☆『大人と子供のための読みきかせの会「5年間の記録」』は女優の中井貴惠さんの新刊です。中井さんが出会った一冊の絵本『つりばしゆらゆら』が届けてくれた感動と驚きが、小さな冒険、読みきかせボランティア活動スタートのきっかけとなったそうな。「朗読・音楽・手づくり大型絵本」の仲間たちとの三本の柱でつくり上げる絵本の世界…訪れた所は保育園、幼稚園、学校、病院など約450ヵ所!中井さんの言葉どおり愉しみいっぱい、彩りいっぱいの「特製幕の内弁当」のような一冊が、「なにかをしなければ、なにもはじまらない」のだと教えてくれます。「本には不思議な力がある」ことも。ボランティア精神の真髄も。

蓮池透さんの『奪還―引き裂かれた二十四年』、昨夜一晩で読みました。

☆今夜は内灘町文化会館、明日の夜は図書館で。野田淳子さんを迎えて「ふれあいライブ~心歌コンサート」です。小さな小さな図書館で生まれる出会いは、参加自由です。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。