小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ジョンのパパさんと一緒に250人~「光る泥だんごを作ろう!」

7/28(月)休館日

☆一昨年はビデオ学習会を積んで「泥だんご入門~あなたも泥だんごレンジャー」を企画。初めての泥だんご作りに挑戦したのでした。

「不思議な楽しい泥だんご!作り、100人を超える人たちがつばた幼稚園に大集合!町子連会長の平村さんをリーダーに球体成功(!?)の田中さん母子、押切さん、中川さんがアドバイザーとなって、いよいよチャレンジ!1700年前の土に砂や畑の土を適宜ブレンド、2時間半、誰もかれもがせっせせっせとだんご作り!皮膜作りを目標に結構いい線までいった人もい ましたが、泥だんご作りは奥が深~い!のでした。土にも「個性」があることを確認し、あせらず、そおっと、根気よく!でしょうか。なんとかもちこたえたお天気、準備から最後の片づけまで協力してくださった多くの方々に心より感謝します。」・・・2001年10月28日のHPの「ひと言」です。

 

2回目となった今年の「光る泥だんごを作ろう!」は、夏休みイベント、しかも「ジョンのパパさんがやってくる!」とあって、急な企画にも関わらず、予想をはるかに超える250名近い人たちが、会場となった〈つばた幼稚園〉に集いました。

当日申し込みなので、いったいどれほどの人数になるか見当がつかず、用意した《あなたと私/センス・オブ・ワンダーの仲間たち》のワッペンシールが足りなくなってしまいました。

13:00~16:00、途中で割れてもめげず、雨に降られてもあきらめず、大人も子どもたちも泥んこになって…泥だんご名人/樋口さんのアドバイスを受けながら、土と砂の配合を工夫。なんとか最後のレベルまで近づいた作品もいくつかありました。(初参加の金沢社会教育事務所社会教育課長橋本早苗さんも、エプロンまで準備され、熱心に…。グループホームの高齢者6人の方たちの見学も嬉しいこと!)

今年は加茂遺跡の発掘土をメインに使用。歴史を感じると共に、1200年前の汚染されていない土に触れるという意味も実は含んでいます。

〈土と遊ぶ楽しさを伝えたい〉と三重県からはるばる来てくださった樋口さん、お疲れさまでした。小さな図書館も見学していただいて、17時45分からの北陸朝日TVでの放映も一緒に見てから、帰宅の途に。お世話になりました。ほんとうにありがとうございました。

参加してくださった方たち、協力してくださった皆さまに心より感謝します。

梅雨が明け、いよいよ夏が始まります!

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。