小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

「としょかんバッグ」は人気者

「図書館の栞」、丸椅子、足あと、、、オープン前に念入りに準備した図書館グッズ!がまだあります。

それは、貸し出し用のビニール製「としょかんバッグ」。
丈夫で、耐水性があって、クリーニング手入れも可能、カードを入れる小さなポケットまで付いている。選びに選んだ半透明のバッグは、本の破損だけでなく、紛失までも防ぐ役割を担ってくれました。

バッグの真ん中には、直径11cm、《1・2・SUN 津幡》の丸いロゴマークシールを、ぺたり!お日さまマークの町のロゴマークがなんともお洒落!で、図書館へ行ったよ~、とつい自慢したくなるような、若者さえも、だれもが持ちたくなるような「としょかんバッグ」でした。

思いきって図書館を訪れた若いお嫁さんは、近所の人に本なんか読んで遊んでいると指さされたくなくて、「としょかんバッグ」ごと風呂敷に包んで隠して帰られたこともあったっけ、、、。
図書館がオープンして間もない頃の思い出、図書館が無料だということを知らない人も多かった頃の懐かしいはなしです。

今の時代、お気に入りのマイバッグ持参の方も増えて、それはそれでいいことだなと思われます。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。