小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

お父さんもカード作成&「館内」資料の一泊貸出し

8/16(土)☆貸出し79人、310冊の静かな日。揃って手づくり絵本を受け取りにいらっしゃった中村さん一家。プレゼントのとしょかん鉛筆やコーティング券、俳優の中谷彰宏さんの本『遠回りの恋のかなえ方』から拝借した図書館メッセージにも出会い、ついにお父さんのカードも作成!

☆図書館の資料には館内でお読みくださいという青い「館内」マークが貼ってある資料があります。地域の保存資料や事典などの参考資料です。図書館オープン以前にあった資料には赤い「禁帯」シールが貼られていました。が、市民の図書館として「禁」という言葉は使わないという姿勢を明確にしたいとの想いで、7年前のオープンと共に「館内」シールに張り替えました。

ただ、「館内」といっても当館の場合、ほとんど読書スペースがないのが実情です。信頼関係のもとで「一泊貸出し」といった特別対応もしています。常に利用者の立場に立つという視点で運営していますが、どうしても調べなくてはならない場合だけOKなのか、遊び心でちょっとだけ読んでみたいという場合はどうなのか(それだってOKなのかもしれない)・・・今日、利用者の方とのやりとりの中でふと考え込んだことです。

 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。