公民館図書室と福祉センター図書室の既存の図書を(生涯学習課のみなさんの全面協力!のもと)、軽トラで何度も往復しながら大移動。予定の1万2千冊に向かって、データ入力、コーティング、、、と、作業が続きました。
その中で、常に考えていたのは、「開かれた図書館」でありたいということ。
そのためには、お役所的な物言いや、「~してはだめ」とか「~しないでください」といった文句は使わない。「禁」は禁止!!
「禁入室/PRIVATE」のドア表示⇒⇒各へやの名前を表示(事務室、書庫、倉庫、ロッカールーム、湯沸室)
☆無駄な予算は使わない主義の私たち、紙の手作りサインを作成して、立派なサインの上に貼りました。
既存資料に貼られていた【禁帯出】の赤ラベル⇒⇒【館内】という表示の青ラベルに張り替え
☆意味は同じみたいですが、「だめ」と「どうぞ」の違いは大きいのです。
職員入り口には⇒⇒「ここは職員の入り口です」
事務所のドアには⇒⇒「ご用の方はお知らせください」
また、その頃は喫煙が大手を振っていた時代、周りはほとんどがスモーカーでした。
当然のように用意されていた各種灰皿は、必要とされる部署に差し上げることにして、
ひと目で「禁煙」がわかる「禁」なしの「禁煙マーク」をスタッフが作成。
必要と考えられる所に、大小さまざまなマークをぺた、ぺた、ぺた、、、
本を扱うところなので、火の気があっては大変なので、という説明に、
役場の方も、議員さんたちも、訪問された方々も、容易に同意してくださって、
図書館は、町内で唯一、空気のきれいなところ!となりました。