小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

久しぶりに『いのみら通信』

ドングリ拾いのハイキングにでも行きたくなるお天気に
  なりましたね~と友人からメールをもらった朝、

「詩をたのしむ」読書会で、スウさんから手渡された『いのみら通信』。
さあ、ゆっくり読もうっと~、バッグから取り出してふっと目についた文。

  ……友人たちが、たちの良くないインフルエンザやノロウィルスに
  ずいぶんやられ…半年ぶりになったラブレター…なにげなくて、身の丈で、
  あたたかいきもちを分け合えるような集いを、例年よりちょっと多めに
  重ねていきたいな…そんなミニとくべつ紅茶のどれかにあなたもまじって
  くださったら、後にきっとまた語りあえますね。あの日あの時あんなこと
  こんなこと一緒にしたっけね、と。なにげない、とくべつ。小さな幸せを
  よろこべたら、それでもうとくべつな一日。一瞬一会を生きてる私と私たち
  ……

ほんとねぇ、そう、そう!!と相槌を打ちながら、
スラスラ読めない、あの独特の《スウ文字》を追いながら、
でも…、ん?なんか変~~~?

よくよく見ると~~~
なんと!『いのみら』№97の「津幡町から2013年春の便り」でした。
どうしてそれがバッグに入ったままになっていたのか、自分でも不思議ですが、
でも…コロナ下の今ほどではないにしても、7年前もよく似た状況があったのですね。

『いのみら通信』の本名は、『いのちの未来に原発はいらない通信』だそうです。
小さな図書館に頂いたものは、「いのちの未来を考える通信」として誰でも気軽に
手に取れるようにとファイルして公開してきましたが、今も続いているのかな?

11月7日発行の№112「2020年晩秋の便り」は、8ケ月ぶりのお便りです。
リモートではどうしても感じとれないこと、那須まで【原始林窯】を訪ねたこと、
考え続けないといけないこと(何一つ説明しないままのいきなり首相辞任、
新首相のアベコベ政治、日本学術会議、緊急事態条項、9条)、お知らせ伝言板も。

「いのみららいぶらりぃ」には、
学術会議の任命を拒否された加藤陽子さんの
『それでも日本人は戦争を選んだ』(朝日出版社)やキム・グムスクさんの『草』、
赤木雅子さんの『私は真実を知りたい「森友」改ざんはなぜ?』、、、など、
スウさんのお薦め本が詳しく紹介されています。

 スウさんの手書き文字がびっしり!味のある挿絵、レイアウト!の『いのみら』、ずっと愛読しています。スウさんの生き方、考え方に共鳴して。。。

      1部30円
     10号分1,500円(送料コミ)
     ずっとこのおねだん。。。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。