小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

一枚の《みるくぺーぱ》

《こんにちは. カレンダーを見ながら 
指折り数えていた4月になりました.

さてさて. 消費税.  UPの4月.
カントリーパパも や・む・な・く はなはだ心苦しく..
5%計上させていただくことになり..
よろしくご了承 お願い致します  (一同礼)》

◎ モーちゃんたちの
 ホームメイドの牛フン堆肥
 配達いつでも受けつけています.
 完熟なので きれいです.
    10㎏入で500円

◎ リサイクル
 今まで使っていた物で きれいですが
 すこし お古です
 ・ベビーダンス ・食器棚 ・コードのついているベッド
 ・炊飯器 ・本だなのようなサイドボードのような棚

 3月の終わりにたくさんいただきました.
 カントリーの倉庫に置いてあります.
 どなたでも どうぞ.

*・・・*・・・*

24年前のちらしです。

もうどこにも残っていないかもしれません。
ファイルしてあるのは、1997年4月のある日、
河北潟干拓地の「カントリーパパ」の牧場から、
牛乳と一緒に我が家に配達された《みるくぺーぱ》

薄いクリーム色のB5サイズに
手書きの小さな文字とかわいい挿し絵。
隅々までほのぼの感が漂う。

中谷彰宏さんに利用許可をいただいて、
『遠回りの恋のかなえ方』から編集した
図書館キャラクターがコピーされていることも
ふと気になって、、、
書いているのはどんな方でしょう?と
ちらしの番号に思いきって電話したのです。

~はじめまして~

こうして、和代さんに出逢いました。
小さな《みるくぺーぱ》が繋げてくれて。

*・・・*・・・*

1998年にはA4サイズに、2000年にはB4サイズ。
金沢市津幡町内灘町の役立つ情報や
図書館の「出会いの夕べ」の紹介も、
この頃読んだ本のことなども、
楽しげに書いてありました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。