小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

戦火の中で配信を続ける人たち

日常生活の中で突然起きたクーデター。
ミャンマーの激変について知ったのは、
太田光のつぶやき英語》で見た一本の動画だった。

2月1日の朝、首都ネピドーの空き道路で、
いつもどおりにエアロビクスに熱中している女性。
その背景にとらえられたのは…
広い道路を連なり進みゆく武装車両。
向かっている先は…国会議事堂
この日から、一夜にして国の形が変わってしまった。

* * *

それ以来、見るようになった《つぶやき英語》
今夜は、2月にキエフの街歩きを投稿してしていた男性、
Jesterboydさん(37歳)のオンラインインタビューがありました。
ボグダンさんと同じくウクライナの一般市民です。


=日本語訳の字幕です=

ここは今のところ静かだよ
でも夜はほとんど眠れないね
いろいろなことが同時に起きるから
たまに何がどうなっているか
わからなくなってしまうんだ
簡単にいうとそういう状況だ

心の準備はしていたつもりだったけど
いざとなると準備できていたとは言えない
どれだけ準備して
どれだけ想像していたとしても
戦争が実際に始まると
想像通りにはいかない

僕にとって
配信することは武器なんだ
武器といっても
銃のように人を撃つわけではなくて
ありのままの現実に光を当てて
それをみんなに見せるんだ
何が起きているのか知りたい人には
真実はとても重要だ
知ってくれることによって
僕たちの物語は生き続けるんだ
それが配信を続ける理由だね

心配してくれてありがとう
世界中からの温かいサポートに感動しています
遠く離れた日本の人たちにも感謝しています

みんなとつながって団結すれば
この暗黒を乗り越えられます
自由と平等と正義のための戦いに
勝てます

* * *

彼の言葉を急いで伝えたくて
深夜に再びパソコンを開いたけれど

送信ミスをしてしまった。

・・・・・・

ミャンマーについては、以下のブログです。
(2021.2.26)ミャンマーからの留学生
(2021.3.1)未来のためのデモ
(2021.4.11)ミャンマー民主化の道「マ・ティーダ

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。