ブログを読んでくださったみなさま、そして、コメントくださったマー君のママさん、コッチさん、ユカさん、uwisizenさん、スウさん、きょうこさん、ほんとうにありがとうございます。何かできることはないかと声をかけてくださったり、アドバイスくださったり、熱中症にならないようにと気遣ってくださったり、友人たちからのメールやお便りにもずいぶん励まされました。
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ハザードマップでも全く浸水想定区域外の地区です。まさか、まさかです。
被害にあわれたとは、想像もしませんでした。
周りには大変な被害に遭われた方がいっぱいいらっしゃるのね、被害が少しでよかったですね-、暑さとの闘いになりますね-
床下は乾燥させて消毒もしなくてはいけないので大変ですね。
自宅は大丈夫だったので、のほほんとしていましたが、日を経るに従い…大変なことが起こったのだと気づかされました。地球の気候変動を侮ってはいけないと思いました
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三日前、隣町のTさんから。
《昨日、ブログを拝見し、大変驚いて、ハガキを書いています。・・・これまでに経験した事のないような異常な大雨や焼けつくような暑さ、気候変動で地球がどうなるのかこわいくらいです。人類の活動が原因といわれる「人新世」と地質学的に言うと昨日習ったばかりですが、「SDGs」よりもっと深刻にこの時代を人類全体が考えていかなければと強く思っています・・・》
「人新世」(ひとしんせい、じんしんせい)、初めて知った言葉です。
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「送風機で床下乾燥をしているし、余計な心配は無用、大丈夫だから」
いくらそう言っても、いったん言い出したら聞かないのは、父親、祖父譲り。
つなぎの服を着て、大きな長靴を履いて、着替えや洗面道具を入れたリュックを背負い、やる気充分。
自分の目で床下を確かめるべく、息子が遠路やってきました。
竜馬空港発の飛行機、列車を乗り継いで、25日の夜に津幡着。
その前日に届いた宅急便には、携帯用ランタン、特製マスク、手袋など調査用の道具一式に、土佐の名物のおみやげまで忍ばせて。
暑い中、結局、まるまる二日間、息子は時間を惜しんで働いた。
小さい頃から逞しい方ではないけれど、日頃から、森林や田んぼと格闘している息子の動きは頼もしくありがたかった。
床下に潜り、木材用デジタル水分計で柱の湿りをチェック。
床下の状況、換気の有無を示してくれた。
午後からは…家周りの草刈り、垣根の山茶花の剪定。
翌日は、軽トラを借りて来て、枝木550キロをクリーンセンターまで往復5回。
借用制限タイムぎりぎりに間に合って、床下消毒の業者さんとの懇談にも同席。
夕方、ようやく一段落すると、我が家で預かっていた本に加え、気になる本を選びだし、段ボール二箱にぎっしり詰め込んで30キロ、クロネコヤマトから送って…28日の朝、サンダル履きの軽装で帰っていきました。
この家が建った時、まだ幼稚園児。二人の姉にいいように可愛がられて、甘えん坊だった優しい息子が、長靴と一緒に置いていったのは、
デジタル温湿度計&室内用のWBGT簡易推定図。
WBGT値が、25~28℃は警戒、28~31℃は厳重警戒、31℃以上は危険。
熱中症予防のために必ずクーラーを使用せよと厳命して。
室温34℃、湿度55%。3時のWBGT値は29℃、おお、厳重警戒です。
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*先日の打ち合わせ通り、
8月2日、業者さんが床下に消毒液を散布したので、
あらためて明日から乾燥再開です。
*たった今(17:30)「送風機の貸出し」について町社会福祉協議会からメールが届きました。(平日のみ受付/8:30~17:15)今の時間からでは、もう、遅いですね。
*先日来、役場では消毒噴霧器の貸出を行っているとの知らせも入っていますが、殺菌消毒材(ベンザルコニウム塩化物液)もセットになっていると知ったのは、お隣さんからの「口コミ」です。お隣さんも知り合いからの口コミで知って、さっそく借りに行ったそうです。正確な情報を、「口コミ」ではなく、平等に、多くの人に知らせる工夫が必要です。また、二度とこのような大きな被害が起きないよう、今回の洪水の原因についても多方面から調査してぜひ明らかにしてほしいと思います。