小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

昔話クラブのミーティング&カンタさんのリサイタルチケット&絵画入門②(洋画)

9/13(土)☆37℃を超える熱風の一日でした。

昔話クラブのミーティングがありました。10月25日の読書週間スペシャルdayには、1:30~「つばた昔むかし」として《越中と加賀の国境の話~お万地蔵さま~》、2:00~「絵本のじかん」ということになりました。

☆10月17日(金)金沢市アートホールで、ルドヴィート・カンタさんの「チェロ・リサイタル2003」(主催/カンタさんを囲む会)が催されます。カンタさんが津幡町に住んでいらっしゃるなんて嬉しいですねぇ。今日、カンタ夫人の縁(ゆかり)さんがポスターちらしを届けに来館、素敵な雰囲気をもった方でした。(特別割引チケット、図書館にあります)

☆夜7:30からので・あ・い講座「絵画入門」の2回目は、大人や子どもたち対象に意欲的に絵画教室を開いている洋画家の浮田正樹さん(一陽会)が講師です。少年時に体験した富山大空襲のすさまじさ、東京での学生生活、教職、中村秀雄先生との出逢いを辿りながら、40歳になって絵の世界に出会ったという浮田さんは、ご自分の作品を順を追って解説しながら、何かに専念すること、自分を支えるものを持つことによって自分自身が生き生きと生きることができるのだと語られました。

また、能登の自然が破壊されていくことへの警鐘として、11月には、生まれ故郷の門前町の八ヶ川の堤防に、仲間と共に桜苗木の植樹も計画しているとか。浮田さん作品のテーマ《ライフライン》は浮田さんの生き方そのものかもしれません。テーブルを囲んでの小さな集いでしたが、かけがえのない出会いの機会となったように思えます。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。