小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

電車の中で・・・&ピエールさんの「で・あ・い講座~光~」

5/31(金)午後、県立図書館での会議です。駅で知り合った女性の方と金沢までご一緒しました。つい2ヶ月程前にご主人をなくされて今日は久しぶりのお出かけとか。
・・・数ヶ月もの介護、医療への不信、抗議したくてもあきらめざるを得ない患者の弱い立場、そして、若くない年になって残されて、ぶつかるさまざまな問題(年金等の処理や手続き書類等)。親身になって、相談に乗って、手伝ってくれる信頼できる機関があったらとのお話でした。…慰めや、支えになる本がたくさんありますよと、初めて会ったその方に図書館へのお誘いもしました。が、力いっぱいがんばらなくても、誰もが普通に乗り越えていけるような分かりやすい社会のしくみ、暮らしやすさを支える公的支援が本当に必要だと思いました。
☆立派に育った猫じゃらし(ラグラス)の鉢植えを飾り、椅子たちも総動員して、夜7時半からは「で・あ・い講座」です。岩村ピエール和生さんの作品2点を前に、図書館は小さな素敵なアート会場の雰囲気!です。テーマは「光」、光は無価値、そして全てに平等、自由・・・実体がなくふわっとした存在の光を追い求め、渡欧してフランス人となった岩村さん。ノルマンディーでのご家族との暮らしぶりを紹介しながら、絵の本質に言及、「絵」を見る楽しさを教えてくださった。参加者25名、宇ノ気、高松、金沢
(斎藤千代園長先生が伝えてくださって、梅光保育園の方たちも)からも集まってくださいました。
☆日本と韓国を舞台にサッカーの一大祭典・ワールドカップ(W杯)が今日開幕!!

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。