小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

で・あ・い講座~工作入門③&トニー・キムさんにインタビュー

7/27(土)で・あ・い講座「工作入門」③「工作の゜紙さま゜~親子で手づくり絵本~」はサンライフを会場に開催、30人近い親子が参加して、「しかけ絵本」にチャレンジしました。講師の押切存さんのおおらかさ、ふところ深さが子ども達の心を解きほぐし、次々と自由な発想が生まれていきました。

☆金沢大学留学生のトニー・キムさん(アメリカのタフツ大学3年生)が8月に帰国します。昨年末、倶利伽羅にお住まいの下家園子さんからご紹介いただいて、1月から毎週土曜日、7ヶ月もの間、図書館でボランティアを続けました。今日がボランティア最後の日。HP「ひと言・人・こと」を遡りながら、トニーさんと思い出インタビュー

最初の日(1月5日)、《こんなに続くとは自分でも思わなかった》そうです。
ところが今、《「図書館ボランティア」が愉しみになり、とうとう「趣味」になってしまった》というトニーさん。
…じゃあ、これからどうする?
…それがこれからの大きな問題です!!

と、真顔で答えてくれるので、みんなで大笑い。
…スポーツは見る方が好き、音楽は大好き、作曲することも。好きな花は明るいピンク、空の青色の花。嫌いな食べものは、納豆とカニみそ…

Tufts大学での専攻は化学、《だからこそ、ボランティアをすること、人と関わることは自分にとって大切なことなのだ》とトニーさんは言います。
そして、津幡町のみなさんにと立派な写真集『Boston』をいただきました。彼の故郷〈ボストン〉の美しい風景や町並み、人々の生き生きした表情が紹介されています。

地球を結ぶのは「人」、ひとりひとりの小さな力が結び合い、つながっていきます。
トニーさん、そして下家さん、本当にありがとうございました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。