小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

車イスの司書~河原正実さん&のまりんの紙芝居special&ワープロ入門

7/11(金)☆11時30分頃、高速を走行中の河原正実さんから緊急連絡が図書館に。福井の方は雨風が強く、途中で車が動かなくなってJAFを呼んだとのこと。講演会に遅れるかもしれないらしいのでよろしくとのこと。

では、河原さんが到着されるまでの時間を有効につかいましょうと、町の図書館の活動やブックスタート学校図書館との関係、また山本会長さんからの希望もあって北欧で感じた「教育」についても話す機会をいただきました。

それにしても?と今か今かと待ちわびている中、長瀬さんと共に無事に到着され、ほっ!
三方町からの道のりをずっと運転して来られたという河原さん、ゆっくりと、静かに、ときにユーモアを交えてのお話のキーワードは「平和・いのち」。河原さんのひとこと、ひとことが一人ひとりの心に深く届いているのを感じました。

「こころが壊れる」とは?
壊そうとしても壊れないような頑丈な健やかな心を子どもたちに!

 

人と人の交流の場としての図書館、子どもたちに夢を、大人に希望を持ち続けてほしいと願う図書館、の想いをも力強く届けてくださった。役員の皆さんの見送りの中、超ハイテク電動の車を(私なんかよりスマートに~)運転されて。

 

☆さて、夜の7:30からは、毎年恒例の図書館オープン記念月間のお待ちかねイベント「のまりんの紙芝居Special」です。雨模様の夜なのに、子どもたち、大人たちが次から次へと集まって、小さな図書館は溢れんばかり!100人は超えたでしょう。

絵本クラブの皆さんの手遊びやホタルの歌の合唱、手づくりのブラックシアター「金のおの、銀のおの」そして…いよいよ「のまりん」登場です。『みずたまり ひょいっ』『やさいむらのあかたろう』「じいさまときつね』『こそだてゆうれい』…楽しい紙芝居、小噺やだじゃれも連続の「のまりん」ワールドに子供たちは大満足!会場は爆笑と拍手の渦に包まれました。子どもたちからのサイン攻め、握手攻めに汗だくのニコニコ「のまりん」です。

明日は早起きして箕面の紙芝居大会に出かけるんですって。
恒例の「森のキツツキさん」も、も・ち・ろ・ん!!ありました。

あ~あ、面白かったあ~、楽しかったあ~、
幸せいっぱいの親子たちでした。
「のまりん」ファンがどんどん増えていきますね。

☆実は1:30~で・あ・い講座「ワープロ入門」の初日でした。原田さんがボランティアで関わってくださった。講演会と重なってしまい、すっかり原田さんにお願いしてしまったのですが、丁寧に準備もしてくださって、とても分かりやすい指導だと好評だったそうです。お勤めの関係で、今後、月一回土曜の3時からならOKとのこと。日時をあらためて検討することになっています。

☆明日は10:00~福祉センターで下崎睦子さんを迎え「学校図書館を考える」 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。