小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

夏休みスタートで300人超&蛍を観賞するために&たかはしべんさんのコンサート 

7/23(水)☆昨日から夏休みがスタートしたこともあって、貸出し263人、1289冊。当館所蔵の本だけでも、2分間に1冊の割合で貸出されたことになります。レファレンスの方、立ち読みの方も含めると、300人はゆうに超えて、小さな図書館は混雑した一日でした。
〈10冊貸出し〉〈泥だんごビデオ講習会〉も今日からスタート。展示中の〈かぼちゃクイズ〉も好評で、図鑑を見比べながら親子で思案している光景もみられます。

センス・オブ・ワンダーの津幡の図書館は「里山メイト」ということで、金沢大学を拠点に活動している角間の里山自然学校から四季折々の里山メールが届きます。
最新情報によると、北谷ではヘイケボタルがピークだそうです。車のハザードに反応して集まってくるホタルの習性(オス)、車種による違い、また集めるだけ集めて発進して踏み潰してしまう人たちのこと、メイトの「金沢ホタルの会」の加藤さんは“鑑賞する基本は、人工の光を極力なくすこと、“闇”は光が無いことではなく、“闇”という光があることなのです”とタバコの弱い光にも反応するという実例を挙げ、ホタルたちにとって光がいかに大切なものかを解説していらっしゃいます。(詳細をお読みになりたい方のために、入口に掲示してあります)

☆8月9日(土)、夜の図書館でフォークシンガー〈たかはしべん〉さんとの出会いが実現します。全国の子どもたちに大人気というべんさん(埼玉県川越市)を囲んで、その人気の秘密に迫ります。10月18日(土)には、この秋に20周年を迎える水野スウさんのオープンハウス「紅茶のじかん」記念コンサートが〈わくわく森林ハウス〉で、翌19日(日)には高松町で細川律子さんの「はまなす文庫」20周年記念の「たかはしべんコンサート」が開催されることになっています。そんな一連のつながりの中で、図書館も思いがけない出会いをいただきました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。