小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『センス・オブ・ワンダー』のお薦め&新刊『小泉八雲 日本の心』&臨時議会傍聴について

9/3(水)☆11:00~「絵本のじかん」は絵本クラブさんによる絵本やわらべうた、手遊び。今日は9人の親子が楽しみました。最後は小さな手でパチパチ拍手。

☆『センス・オブ・ワンダー』を読んだ広瀬さんからいただいた声です。

〈~『センス・オブ・ワンダー』からいかに遠く離れたものであることかと反省します。自然の営みのすばらしさへの気づきの心をどこかに忘れてしまって、又、たくさんの後悔をもって老年を迎えようとしているものです。幼い子どもさんをもつ若いお母さん、お父さん、目に入れても痛くない可愛いお孫さんのいらっしゃる若いおばあさん、おじいさんへ、この本をぜひお薦めします。〉

☆近刊『小泉八雲 日本の心』(和田久實 監訳/彩図社)の巻頭言で八雲の曾孫の小泉凡さんが「~はからずも八雲が一世紀前に日本で見出した「共生の美学」というテーマは、二十一世紀の地球的課題にもなっている。二十世紀の人間至上主義を克服するためにも、八雲の作品がささやかな灯を照らし続けることを期待したい。」と述べている。雪女、耳なし芳一の話、ろくろ首など第一部の怪談・奇談の世界の不思議さ、面白さ。第二部は明治期の日本。蓬莱、停車場にて、きみ子、はる、お大の場合、赤い婚礼・・・深夜、ついつい一冊読み切ってしまいました。日本を愛し、帰化したラフカディオ・ハーンの世界。

☆明日は10:30~読書会「宮沢賢治を読むつどい」です。どなたでも参加できます。本も用意してあります。

☆明日から臨時議会が始まります。3年前から実施している「で・あ・い講座~町を知ろう」は、町のバスを利用し〈施設見学&議会傍聴〉という形の好評の講座です。今回も開催予定でしたが、バス利用の面で支障があり、残念ながら計画を取りやめることになりました。関心のある方はどうぞ個人で傍聴してくださいますように。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。