小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『ペンネンネンネンネン…』&県公共図書館長会議(3人の貸切バス)&祖濱さんようこそ

9/5(金)☆昨日の読書会「宮沢賢治を読むつどい」は参加者9人。〈♪あかいめだまのさそり~〉・・・いつものように「星めぐりの歌」を歌って、心地よいほどぴったり息が合ったスタートでした。出あった作品は『ペンネンネンネンネン・ネネムの伝記』、案内人の細川律子さんが書き出した登場人物をそれぞれが自己申告して(ちなみに私はよろよろ家を出て行くお父さんになって「おれは森へ行って何かさがして来るぞ。」のたった一言)…作品に心を残しつつ前半半ばで退席して志賀町へ。

 

志賀町いこいの村で開催の県公共図書館長会議へ。一日目の昨日は《図書館とボランティア》の演題でNPO図書館の学校】副理事長・小川俊彦さんの講演があり、【自発性/非営利性/公共性・社会性/先駆性・創造性】といったボランティア活動の定義をはじめ、図書館でのボランティアの広がりについて更に理解を深める研修の場となりました。(二日目の今日は8:30~志賀町立図書館、北電のアリス館や原発2号機工事状況を見学)

こんな機会はめったにありません。金沢への帰路は、小川俊彦先生と北間さん(輪島市立図書館長)と私。ナント!3人の貸切バスとなったのです。全国の図書館をつぶさにみてこられたプロとしての貴重なアドバイスをいただきながら、新しい図書館が真に上質の図書館であってほしいとつくづく願いました。・・・そして、こんな偶然もめったにないこと!!でしたが、【図書館の学校】主催「図書館を使った“調べる”学習賞コンクール入賞作品展」のちょうど再展示中!の図書館に、立ち寄っていただくことができたのです。

 

☆「宇郎居抄」だよりを発行されている祖濱賢太郎さんが金沢から来館。北欧の国(特にフィンランド)にたいそう関心を持たれたそうな。ご友人の大久保さんと一緒に世界地図を広げていろいろインタビューを受けて、とうとう12月いっぱいの宿題?をいただくことになりました。(そのかわり!カードも作製、もちろん『センス・オブ・ワンダー』との出会いも)

☆夜、石川TVディレクターの赤井朱美さんよりFAXです。9月8日(月)夜7:00~「奥能登 女たちの海」という番組が放映されるそうです。海女さん達の姿を一年間撮影したドキュメンタリー、皆さんにぜひ見てほしいとのお知らせです。

☆明日は10:00~「で・あ・い講座/ワープロ入門」、夜は7:30~「で・あ・い講座/絵画入門①~絵と旅~」町在住の日本画家・太島寿喜さんが講師です。どなたでもどうぞ。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。