小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

ブックポストに入りきれなくて&私は~ユウガオ&禁帯資料なしの図書館

9/2(火)☆9:00~月1回の教委連絡会。学校教育課、体育振興課、生涯学習課の職員が出席して9月の事業予定について報告・確認をします。9月は保育園、幼稚園、各学校の運動会が繰り広げられる月。また、芸術の秋(今週、来週の土曜日は絵画入門)。

 

☆夏休みも終わって、貸出し121人、451冊。休館中のブックポストへの返却も多く、2基のポストでは間に合わなくて、今朝も入りきらない本たちが、とうとうポストの上に積んである。どうしたものかと悩みながら、7年間経ちました。(期限を守って返却してくださるのはとてもありがたいことなのですが…)

 

☆巨大〈ラ・フランス〉?〈トウガン〉?・・・人気クイズ「私はだぁれ?」の正解は〈ユウガオ>でした。応募者200、正解者114。正解者の中から抽選で3名の方に、「カンピョウ」一袋と図書館の「いいものグッズ」プレゼント!それにしても、でっかい〈ユウガオ〉の果実はどうしましょうか。

☆県立図書館からの「赤ちゃんがはじめて出会う絵本展」が終了。今日からは、もう一度じっくり見たいとの声に応えて「図書館を使った調べる学習賞コンクール入賞作品展」の再展示が始まりました。身近な小さな不思議の発見、調べる楽しさ・・・今年こそ、みなさんも応募してみませんか。

 

富山県の小杉町民図書館では館内資料(禁帯資料)が設定されていません。以前から気にかかっていたこの件について、今日、館長の参納哲郎さんに詳しくうかがって、参納さんの理念、自信に満ちた「町民」のための図書館運営に目を見はりました。

ほとんどの図書館で禁帯資料が設定されています。津幡の場合は、一応、館内資料(禁帯ではなく!)が設定してありますが、たとえ館内資料であっても状況によっては、一泊貸出し(休館日を利用すれば、二泊、三泊の場合も有り)という形をとっています。まだ、いい方ですねぇと言われましたが…

市民の本棚が自由な形で開かれてこそ、資料が本当に生きるのだと実感しながら、【保存と利用】の両立について考えています。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。