小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

めまぐるしい一日&梶井重雄先生90歳&秋の読書週間企画情報

9/17(水)☆「絵本のじかん」の日、県立図書館の協力車の日、国際交流員レイチェルさんの日、選書・発注の日、公報締め切り・・・と、めまぐるしい日。

☆午後からは県立図書館協議会に出席のため金沢へ。学校教育関係、社会教育関係、学識経験者の計10名、委員の一人として、県立図書館の現状や今後の流れを把握し、地域の図書館としての立場から提言する場を得ていることは非常に幸せなこと。県立図書館の充実発展が地域の図書館にとっても大きな推進力となるのは明白です。

〈図書館は何のためにあるのか、何をしなければならないのか〉…会議終了後、ちょうど来館されていた梶井重雄先生、委員の道勝美さんにお誘いを受け、三人でしばし図書館談義。デンマークの図書館を例に、図書館の社会性追求という使命、理想的な図書館像について熱っぽく語られる先生のお話に引き込まれる。また、歌人として長年講じていらっしゃる万葉の歌について、興味は衰えるどころかますます感動がこもってくるんだよとおっしゃる。敬意と愛情こめて、夫人・幸代先生の古典研究への姿勢をも語られて…90歳を超えて、なお精神的エネルギーを放ち続ける梶井先生ご夫妻、第4回(1997年)・17回(1999年)の「出会いの夕べ」のゲスト!です。

 

☆秋の読書週間企画、第36回「出会いの夕べ」は郷土史家として次々と作品を書かれ、講演会でも活躍されている野村昭子さんを迎えます。「戦国・江戸の女性に魅せられて」のテーマをいただきました。☆恒例の一日館長は??

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。