小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

飛鳥游美歌集&池田さんからのはがき

6/2(月)休館日    

☆県立図書館協議会がご縁で出会った道勝美さん(県読書会連絡協議会副会長)は根上町にお住まいの方。にこやかで温かい雰囲気をもった方、しかもどこか凛としたものを感じさせるかたです。心惹かれながら言葉を交わし、お茶に誘われ・・・その道さんから、墨の香漂うお手紙と共に届けられた飛鳥游美歌集『朱鳥』『流螢』…飛鳥游美??…なんと…道勝美さんが飛鳥さんだったとは。流れるように見事な筆に息を呑みながら、優しさ溢れる文面を読み返す。石川近代文学全集(17)の『近代短歌』にその道さんのお顔がありました。

☆第33回「出会いの夕べ」に参加してくださった池田さんから感想はがきをいただきました。《…私自身―と言う言葉に心が動いた。徳沢愛子さんの一言一言が言葉の絵ハガキのようでした。こだわってこだわって生きてきたのは言葉なんですね。初めて出会ってその瞬間に発せられた言葉は徳沢さんの内面を映す鏡のようでした。厳しさと優しさと自由と絵心と…ごまかしのきかない言葉、やっぱり言葉にこだわって生きたいですね。素敵な出会いの時間をありがとう。》

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。