小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『くりから興亡史』より

9/19(金)☆今日で「図書館を使った調べる学習賞コンクール」の再展示が終了。年を追うごとに関心度が高くなってきているように感じます。

☆表紙に倶利伽羅不動明王が描かれた『くりから興亡史』(竹中一峰著/小矢部市芸術文化連盟)は、今から34年前の昭和44年6月、56歳で急逝された竹中一峰さんが北陸放送の番組「ふるさとの朝」で放送した遺稿の原稿をもとに、同年秋、小矢部市俳人仲間たちによって編まれた小冊子です。「~くりからに生まれ、くりからに育ち、だれよりもくりからを愛した一峰氏は、また、もっともよき、くりからの歴史の研究者でもありました。くりからの民話や伝説にいたるまで、氏ほどくりからについて、くわしく知っているひとはなかったと思います~」と、理事の松永公英さんがあとがきで書いていらっしゃいます。このような方だったのかとあらためて出会わせていただきました。年月を経て、補修が必要な破損箇所もありますので、貸出しはもう少しかかるかもしれません。寄贈くださった荒井さん、座主さん、ありがとうございます。(郷土関係の資料を集めています。お持ちの方、どうぞよろしくお願いします)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。