小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

シエラレオネ内戦報告&新刊紹介

9/20(土)☆昨夜のNHK教育テレビの視点・論点ユニセフ大使/黒柳徹子さんのシエラレオネ内戦報告でした。手足を切断された市民たちの惨劇や罪なき子ども達への暴力(男の子は銃を持たされ、女の子は慰安婦にされ…)その悲惨さ…。

リベリアの隣国~今日、地図であらためて位置を確認しました。どこで?なぜ?紛争が起きているのか、知ることも平和への一歩です。

 

☆本はスゴイ。時代を超えて、世界を駆けて・・・自分のためのぜいたくな出会い。ちょっと休憩、また明日。深夜の一気読みも、自由自在。アンコールだって何度でも!!

超おかしながおじさんたちが語リ合う『子どものスイッチ~みんなもってるすてきなチャンネルから』(子ども探検家・斎藤次郎/旅芸人・福尾野歩/メリーゴーランド店主・増田喜昭雲母書房)、12人の作家たちの『あの日、「ライ麦畑」に出会った』。愉快なイラストのおまけ付き、読むのは時間の浪費?と序文で開き直っているのは『仙厓の○△□(まる さんかく しかく)~無法の禅画を楽しむ法』(中山喜一朗著/弦書房)。『百歳回想法』(文・黒川由紀子/写真・小野庄一/木楽舎)のしみじみ会話も生き生き写真、「年齢を重ねるにしたがって、人生はいよいよ深く面白くなる。困難はあっても、チャレンジに値する」のは本当だと確信させられる。「私たちのまわりの年長者が、ふと口にする言葉を、ふと語る物語を、もっと大切に、もっとわくわくしながら、耳を澄ませて聞きたい」と思う。そして、森毅(もり・つよし)さんの『元気がなくてもええやんか』(青土社)の心地いい気楽さ。「せっかく年をとったのだから」と自ら軟弱、不精者と公言してはばからない。《いいかげんにゆるやかに、不安の時代をのりきるためのノホホン処世術》と帯にあった~~新刊たちです。

☆貸出し201人、793冊、カード作成6人の日。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。