小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

『生き方上手』は心のきずなから生まれた

10/20(月)休館日    

☆2年前に出版されてベストセラーとなり、また続編も出た日野原重明さんの『生き方上手』は、雑誌『いきいき』に連載されたもの。〈私と上村明子さんの心のきずなが絹の糸のような文章に綴られて、本が生まれた〉とあとがきに記されているように、編集担当の上村さんが90歳を越えた日野原さんの自由なトーキングをまとめられたそうです。

一昨日の夜、水野スウさん宅でのお食事会で出逢った「川越紅茶」のお一人として、その上村さんがいらっしゃいました。日野原先生は学生時代から憧れていた方、思い続けるときっと願いは叶う・・・とにっこり語られる上村さん。お二人の信頼関係が築かれてこそ生まれた本だと確信しました。

そして、再び手にした『生き方上手』…よい出会いがある。それは、あなたの才能、ほのぼのとした善意だけでは、ボランティアはつとまらない、家族とは「ある」ものではなく、手をかけて「育む」もの…日野原さんからの「いのちの贈り物」に出会っています。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。