小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

太白台小学校2年生が探検&小学校の団体貸出の問題点

10/21(火)☆朝一番のお客さまたち!太白台小学校の2年生の3グループ16人。生活科で町の中を探検して、好きな場所を見つけるのだそうです。カメラを手に、図書館の中をあちこちパチリ!

何冊の本がありますか、一日何人の人が借りますか、おすすめの本は何ですか・・・しっかり質問もしました。先生からの電話によると、ちょっと遅れてきたグループは帰る時も道に迷ったとのこと。小さい頃のこんな体験も大切な思い出になるのでしょう。(今日は2度目!と、夕方、お母さんと図書館にやって来た子もいます)

☆小学校図書館ボランティアの方から団体貸出期間について相談を受けました。現在、読み物以外は2週間。全て1ヶ月にできないかとのことでした。図書館からちょっと離れた学校です。その上、PTAの皆さんがとても熱心に子どもたちの読書推進に取り組まれているので、何とかご希望に添いたいと思います。が、町内の全小学校は10校、各教科のカリキュラムが重なり、現在の状況では求められる資料は当然不足してしまいます。各学校図書室の充実が最も望ましいのですが、予算上の問題がありましょう。町図書館の少ない予算をどのように効率的に活用すれば、学校をはじめ、多くの人たちの要望に応えていけるでしょうか。新図書館への大きな課題のひとつです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。