小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

お誕生日は貸出し∞…&風情ある菊花展と読書会コーナー&『山本永輝展図録』

11/2(日)☆誕生日には貸出し無限大(∞)!の企画は好評です。もしお休みと重なっても心配ご無用!もし全部借りたら?なんて心配も、今のところ無用です。

さて、、、図書館に入ってくるなり、今日と明後日が誕生日やというお母さんと三姉妹、嬉しそうに本を探して・・・でも本人たちが借りたのは11冊と7冊だった・・・と、カウンターからの報告です。上のお姉さんと末っ子さん、9歳と3歳のお誕生日、おめでとうございます。

☆昨日からの「町文化展」はご覧になったでしょうか。私は午後、サンライフでの菊花展をじっくり鑑賞、「図書館菊教室」の丹精込めた作品をしっかりカメラに収め、洋裁、水墨画展も見てから中央公民館の各作品展を順に見て回りました。

一階エレベーター前に設置された読書会「人生‘本’談」のPRコーナーには本や巻物が並べられ、アケビや秋の野の草花が投げ入れられた瓢箪や曲物の背負子、蓑傘、自在鉤・・・背後の仏像がスポットライトで浮かび上がって風情ある雰囲気が醸し出されています。いったいこれは?と関心を呼んでいる背負子は鎌倉の頃にまで遡るものらしいです。捨てられてしまいそうな昔の品々を鮮やかに蘇らせる長井さんの感性を背景に、今年も「読書」のよろこびをおおいにアピールしている「人生‘本’談」です。

☆利用者の松本さんから氷見市立博物館特別展「山本永暉(えいき)展」の図録を頂きました。明治30年代半ばより北陸路を中心に全国を遊歴し、800点に及ぶ作品が確認され、今回は富山県内に残る作品を中心に約50点の作品を展示~11月9日(日)まで~

☆本日までの貸出し冊数887,672冊(あと1,216冊)

☆明日、明後日は休館日です。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。