小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

図書館が選んだ木製ベンチ&フィンランドの教育

11/3(月)休館日    

石川高専の建築科の学生さんたちが作製した木製ベンチ、施設や市民に提供するというアイデアはいいですね。お声をかけていただき、図書館が選んだベンチはしっかりして、デザインもなかなかです。「絵本のへや」の窓の下に置きましょう。きっと、ひなたぼっこが愉しくなりそう!(実は、ちょうど、図書館のHPで四苦八苦していたところ…運んできた大熊、大平クンに頼んで知恵を貸してもらって大助かりでした)

☆先日放映されたNHKTV「21世紀日本の課題~世界一の学力」でフィンランドの教育が紹介されていました。今夜は再放送、明日も「メディアはひらく教育の未来」でフィンランドの国語教育が紹介されます。数ヶ月も前になりますが、フィンランドに住む娘から聞くところによると、統計が発表されるやいなや、数学が世界一といわれるフィンランドの教育情報を得ようと各国の教育関係者がこぞってフィンランドを見学に訪れているとか。その中にあってフィンランドはなぜ国語の力が1位にならなかったのか、そこを大きな課題にしているとのことでした。テレビを見ながら、〈その高い教育の力は、北欧の「揺りかごから墓場まで」の福祉に象徴されるように、まさしく社会全体で生命の誕生を育もうとする尊厳と愛情の精神の結果に他ならない〉(ひと言・7/7)との思いを強くしています。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。