小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

教育委員巡視&読書会で風野又三郎&三冊の寄贈本&いよいよ明日です!

11/6(木)☆年に一度の町教育委員の方々の施設巡視が始まっています。今日は、朝10:00~教育長はじめ教育委員会の各課長も同行、小さな「みんなのへや」で、9名の方に図書館の現状や問題点をご報告。20分ほどの予定なので、概略しか伝えられないのが残念なのですが、渡邊教育長より、子どもたちの豊かな心を育む上で読書が如何に大切か、図書館が大きな存在になっていること、しかも図書館で生まれた「菊の花の会」の活動についても補足いただきました。図書館で収集した「北陸3県市町村パンフレット」や展示中の秋山ちえ子さん寄贈の本に関心を示された方もいらっしゃいました。

☆その後の「みんなのへや」で、10:30~は読書会「宮沢賢治を読むつどい」。初めての高木さんも参加して6人、役割を決めて『風野又三郎』の前半(9月1日~9月4日)部分を読みあいました。細川律子さんの本物の岩手なまりが心地いい。みごとに風を捉えた「どっどどどどうど どどうど どどう」・・・細川さんが子どもの頃、故郷で耳にした風は「ぴゅ~」ではなくてやはり「ど~」らしい。『風の又三郎』よりはるかに『風野又三郎』が面白い!と上田さんの感想もありました。

なんの練習もいりません。本も用意してあります。その時だけの参加でもかまいません。そんな自由な気軽な読書会です。どなたでもどうぞ。(なんと!細川さんは、11月2日、〈おはなし紡ぎの会〉主催の「東北の昔話と宮沢賢治の朗読」の講師として香川県立図書館に出かけられたそうな。2日前の図書館HPと偶然つながった「香川県」でした。)

☆『たかまつ物語~地域を彩った人びと』(発行/高松町)、『課題詩コンクール応募作品集 石川いまここを詩(うた)う』(発行/石川詩人会)いただきました。『定年オジンの日本一周チャリンコ旅20,000キロ』(山 勝三著/小松市)は還暦を機に出発した11ヶ月にわたる日本一周自転車旅行の記録。県立図書館の依頼を受け、県内各図書館に寄贈くださいました。

☆本日までの貸出し冊数888,861冊。(??あと27冊!!)開館8年目を記念して888888冊目の貸出しの方、及び8名の方に記念品のプレゼント!いよいよ明日になりました。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。