小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

888888冊目は杉本さん&涙と笑いのハッピークラス&図書館のBGM

11/7(金)☆11時近く、図書館開館8年目にちなんで末広がりの縁起のいい数字がずらり並んだ888888冊目!!は杉本千代子さん(北中条)がお子さんのために借りた可愛い~てのひら絵本~『やあみなさん』(五味太郎作)。記念にレイチェル・カーソンのエッセイ『センス・オブ・ワンダー』をプレゼントしました。(副賞として橋本名人からの「福助菊」を計8名の方に!思いがけない贈り物にみなさん大喜びでした。)

☆テレビを対象にした教育番組の国際コンクール、第30回日本賞でグランプリに輝き教育ジャーナル部門の最優秀賞の東京都知事賞も受賞したのは金沢市小立野小4年生金森学級を舞台に制作された「こども・輝けいのち第3集涙と笑いのハッピークラス」でした。金森学級には先生と子どもたちが持ち込んだ本で一杯なのだそうです。子どもたちの読書心に火をつけるコツは教室の雰囲気づくり、先生のブックトークや読み聞かせ、子どもたち自身による紹介・・・「子どもの幼き心に、原風景を刻みたい」と願う金森俊朗さんの『いのちの教科書~学校と家庭で育てたい生きる基礎力』新刊です。

☆泉野図書館でのBGMについてのアンケート調査結果(北國新聞掲載)によると、継続58%、不要39%で、流さない部屋を設け「音の住み分け」を図るとのことでした。

津幡の図書館は?
小さくてにぎやかな図書館なので実は流れていても聞こえないほどかもしれません。(当館ではCDボランティアのお薦めの曲や自然を連想させる曲・・・今年になってからはスマップの「世界に一つの花」、ビートルズの「イマジン」etc.・・・『図書館読本 別冊本の雑誌13』(本の雑誌社/2000年)P60にも紹介されています)

☆『石川県産きのこ検索図鑑』(池田良幸著/橋本確文堂発行)は、10年以上前の図鑑ですが、実に親切で便利な入門書であると、利用者の方が教えてくださいました。

☆明日は森林公園で「どんぐりころころお話会」。9:30にバスで図書館前を出発します。 

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。