小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

第3回「石川おはなしキャラバン講座」に参加して&菊佐久さんをお見舞い

11/10(月)休館日

☆休日を利用して参加している「石川おはなしキャラバン養成講座」の第3回目は「本の世界へ入ってみようーブックトーク、読書アニマシオンを学ぶー」でした。

東京調布市立図書館の黒沢克朗さん(児童図書館研究会運営委員長)が講師です。2000年「子ども読書年」がさまざまな動き(国際子ども図書館オープン、ブックスタート、朝読書、子ども読書の日制定、学校図書館の充実…)をもたらしたこと、それはこれまで蓄積されてきた問題が爆発したのだと、長年の実践の積み重ねの中で培われた力のこもった言葉に、予定を変更して午後の研修にも参加。「花を育てよう」のテーマで11冊の〈ブックトーク&読書アニマシオン〉は先日、銀座の奥さま方を対象に行なったものをそのまま再現されたとか。自然でユーモアあふれた黒沢さんの口調に引き込まれ、まるで子どもみたいに、本の最後が読みたくなってしまいます。こうしなければという決まったやり方というものはないのです、自分で考え、自分で咀嚼し、楽しみながら…という当たり前の言葉も心に残りました。

☆土曜から日曜にかけ外泊許可が出た橋本菊佐久さん、早速、自宅の菊ハウスでひと仕事をしたとの情報に、いくらなんでも大丈夫かしらと、金沢からの帰りに病院に寄ったところ、驚くほど快復され、しっかり歩いていらっしゃるので安心しました。(「菊の花の会」の仲間たちも入れ替わり立ちかわり様子を見に来ているそうです)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。