小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

菊の花の会&河原正実さんからメール&みんなでスキルアップ&条南小学校PTA母親部の茶話会にて

6/20(金)☆10:00~「菊の花の会」、今日は10号鉢に定植です。小雨の中、みなさんが熱心に作業している姿になんだか胸がじ~んとなります。今年はメモをしっかりとって、記録に残そうと計画しています。

福井県三方町図書館の河原正実さんから久しぶりにメールです!!町P母親委員研修会の講師として津幡町にいらっしゃることが決定したとのことです。「本に囲まれて著者と出会いませんか」のキャッチフレーズが、河原さんが執筆中の『本に囲まれて』のタイトルと重なったのもご縁となって、昨年7月13日、暴風雨の中、はるばる小さな図書館の『出会いの夕べ」に出かけてきてくださった
https://hitokoto2020.hatenablog.com/entry/2002/07/14/000000
もう一度、河原さんとの出会いの機会を!…それがまた繋がっての実現です。
7月11日(金)、研修会の会場は役場です。

☆毎年今頃になると、計4日間の社会教育主事・図書館職員等研修があります。津幡の図書館では、できるだけ工夫して、みんなが参加する形をとっています。職員の成長は図書館の向上に必須な条件、しかも、全てのスタッフが成長しなければ意味がない。本人の自覚と努力によって、日頃から充分研修は積めるはずですが、設けられた機会を有効に利用することで、一段と高い飛躍が期待されます。昨日の研修を受けたスタッフからの詳細な報告の中で、自分たちの図書館の再評価と共に、意識の変化を感じることができました。

☆特別にあわただしい日でした。が、夜の集いの中でそんな疲れは吹っ飛んでしまいました。7:30~条南小学校PTA母親部の茶話会に招かれ、「読書」について話をする機会をいただきました。

センス・オブ・ワンダー』から始まって、まず、子どもの本を読むことから!と、長田弘さんの『読書からはじまる』を中心に「子どもの本」の力についてお伝えしました。20人余りのお母さんたちのキラキラした目がまぶしかったこと!『版画のはらうた』(工藤直子/童話屋)の輪読もすてきでした。大人たちが幸せな気持ちになると、きっと、子どもたちも幸せになるはずです。帰るとき、以前、図書館で『石川人は自然人』を紹介したのがきっかけで、山歩きを楽しんだとお母さんから感謝され、両手いっぱい本を抱えて、幸せなきもちで戻りました。

☆明日の夜19:30~ふろしき研究家・森田知都子さんを迎え「出会いの夕べ」です。(公民館は15:00~です)

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。