小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

第2回「古典をたのしむ」&シベリヤ抑留と西瓜&お誕生日おめでとう&紙芝居の小学生たち

6/19(木)☆読書会「古典をたのしむ」の第2回。案内役は武田裕一さん、佐藤一斎の『言志四録』から引用の「・・・壮而学、則老而不衰/老而学、則死而不朽」紹介の後、和魂(やまとだましい)のテーマで、「和」の意味や「色好み」の真髄にも迫り、『今昔物語』の魅力的な世界をひも解いてくださった。今も昔も変らない人の世・・・牛車の話では、飛び入り参加の大坂喜久治さんから、牛に力を発揮させる秘訣を教えてもらいました。少人数の贅沢な時間です。

☆前述の大坂喜久治さん(九折)から一昨日依頼され、お預かりした手書きの原稿『西瓜を食べる日~八十爺々のひとり言~』、昨日時間を見つけてワープロ活字に打ち直したものを受け取りにいらっしゃったのでした。シベリヤに抑留され故郷に戻って来た日のこと、一年後一人海辺に立った日のこと、帰りにお土産に買った西瓜…それ以来毎年、7月の“ある日”は西瓜を買って食べることにしている…が、今では西瓜は食べながらも昔の激戦や抑留のことは誰も問うてくれない…。400字詰め原稿用紙3枚に深い感慨が満ちていました。4月の「つばた昔むかし」協力へのお礼の気持ちでワープロ打ちをお引き受けしたのですが、逆に、させていただけたことに感謝せずにはいられませんでした。

1999年福音館書店発行の『シベリア鎮魂歌 友よねむれ』(久永強/絵・文)には
「…あの抑留のひとコマひとコマが年とともに、かえって鮮明に蘇ってきつつある…まわりの人たち、とくに戦争の体験のない人たちにとっては、凍土の下に眠る多くの同胞のことに想いを馳せるなどということは、現在の繁栄と平穏の中にあってはとうてい無理な話である…」
と戦友のために、戦争の非人間性を描かずにはおれない、死んでも死にきれない思いがありました。(読書会に参加していた山田さんが思い出してくださった本です)

☆満1歳のお誕生日!「かりんちゃんおめでとう!」
にこにこのお母さんとお姉ちゃんです。絵本をいっぱい借りました。
かりんちゃんのおかげかな。
お母さんは『センス・オブ・ワンダー』(レイチェル・カーソン/新潮社)にも出会えましたよ。

☆小雨の中、自転車でやってきたのは!昨日の英田小「紙芝居のなかまたち」です。
昨日のおばあちゃんにまた見せたいと、今日も大張りきり!

お礼に図書館からもプレゼントです。
「としょかん鉛筆」か「コーティング券」、どっちがいいかな?

まず、彼らが選んだのは「としょかん鉛筆」。
「コーティング券」もほしくなって、
「私の一冊」(お薦め本紹介)をしっかり書いてくれました。

☆今日から中央公民館で始まった【生活文化展ー風呂敷と袱紗ー】は大好評です。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。