小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

本が好きだけど~&地球人講座のゲストはパメラさん

11/12(水)☆職員検診日、河北中央病院で隣り合わせた方があんまり熱心に文庫本を読んでいるので、つい声を掛けてしまいました。実は本が大好きなのだけれど、お年寄りの手前、自分は家では本などとても読めないとのこと。(一緒に住んでいるお嫁さんやお孫さんは図書館で自由に本を借りているのだそうです)

7年前、図書館がオープンしたばかりの頃、山の方?の地域から来館した若いお嫁さんが、図書館に来たことを家人に知られては困ると、貸出し用の図書館バッグも断っていたのが強く印象に残りました。でも、時が経つにつれ、図書館バッグを希望するようになり…そしてある日、ご主人と二人で嬉しそうに来館されたのでした。

懸命に働き続けてきたお年寄りの中には、「本を読む」ことへの偏見(怠けている&遊んでいる)が残っている方がまだまだいらっしゃるのかもしれません。図書館のなすべきことがまだまだあることをつくづく感じます。

☆夜7:30~「レイチェルさんの地球人講座」。今夜のゲストは高松町国際交流員のパメラ・ミシュラさん(サンフランシスコ出身)。3歳から9歳までお母さんの故郷の福岡で過ごしたそうです。若い二人を囲んで今夜のテーマは「感謝祭」。クイズをしたり、レイチェルさんが昨夜焼いたという“ほんのり甘くて美味しい”「パンプキンパイ」をいただきながら、12名・・・日本社会の印象や教育の比較、それぞれの自己紹介やらと話も弾みました。たった今、同窓会から戻って、駆け込んで来られた72歳の方の「ようこそ!」にまつわる楽しい思い出話もありました。

☆☆明日の読書会「詩をたのしむ」は都合でお休みです。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。