小さな図書館のものがたり

旧津幡町立図書館の2005年以前の記録です

「センス・オブ・ワンダーの図書館」と呼ばれていた旧津幡町立図書館。2001-2005年4月30日までの4年間、そこから発信していた日々の記録「ひと言・人・こと」を別サイトで再現。そこでは言い足りなかった記憶の記録が「小さな図書館のものがたり」です。経緯は初回記事にあります。

変身中~!

えっ、いつのまに、あごひげ!山羊ひげ?~~~の新太郎さん。

「最初は津幡の図書館はさぞ立派な図書館だろうと思ったが、いざ行ってみると、小さくてわからなかった。《えー、ちっちぇー》が第一声。館長さんのことも最初は館長だとは思わず、恐ろしく親切な人だと思った。この図書館は、他とは違い、そこら中に
ぺたぺた貼ってあるし、スタッフは何かと親切で、声をかけてくる。変わった図書館というのが第一印象。今では、紙芝居にも参加して、家じゅう図書館ファンです。」

当時、猛烈社員だった新太郎さん、で・あ・い講座「考えよう新図書館」の会合で、こんな自己紹介をされたのでした。「珍太郎」作の川柳も数句お預かりしています。

(ぐつぐつ煮える鍋の白菜)肉ばかり食べてばかりと叱られて 
~~家族で鍋を囲んだ時、ついつい肉にハシがいっていた様で…ゴメン!

(不況にもめげぬ男はつらいこと)今日も会議、明日も会議
~~利益が上がらないので今日はえらいさんと会議、明日は部下の皆様と…中間管理職はつらいです。

(あなたが好きよ規格外れで)高く付く3Ⅼ、4Ⅼ、ちょいやせろ!!
~~うちの兄ちゃん何でも特注で高く付くのです。でも、兄ちゃんは多少の事ではめげないのです。

(あなたにひとつ言いたいことが)また言うかこんなはずではなかったと
~~家内が娘に言うんです。だまされたと…!?「結婚前のお父さんは体重も50キロ前後で頭髪もフサフサで長髪だったのよ。」って…すいません変身してしまいました。

 

あれから更に変身して~~~ついにその名も三国亭楽松(みくにてい らくまつ)!
津幡町民落語会ーつばた寄席ー」の初舞台にも出演されたとうかがって、教えていただいたYouTubeでその大熱演ぶり!とくと拝見いたしました。

今は、隣町の6つの図書館の本を搬送するお仕事に従事されていて、相手は本なので気が楽だし、紙芝居の野間先生とばったり会ったりすることもあるし、おまけにお気に入りの本を見つけたらしっかりインプットして予約できるし、一石三鳥!いいことづくめ。本に関わる今のお仕事がとっても気に入っていらっしゃるご様子に私も嬉しくなりました。

旧津幡町立図書館の記録「ひと言・人・こと」はこちらです。